「出産祝いと、入学祝やっといたよ」
「は?」
「あんたの名前で」
「ってか、それは・・・誰の金?」
「私のお金。どうせあんたは払わへんやろ」
「何のために?」
「・・・」
いくら包んだ?」
「両方で15000円」
「あほやろ
」
「・・・・」
「っていうか、お兄だってうちが金ないの知ってるんやし、今更そんな見栄張った
ような事する必要ないやん。第一、前だって出産祝いなんかしてないのに」
「ええやん、どうせ私のお金やし」
「余計意味不明や!」
・・・という会話になりました。
変な家族だと思う瞬間である。親戚ならともかく、こんな近くで
意味のわからない見栄を張っているようにしか思えない・・・
余るほど金持ちでもあるまいし・・・っていうか、親も貧乏なのに。
お兄に対して私の株をあげる必要は全くもって無意味。
多分お兄も驚いてる事と思う。
それよりこれをくれる前にする事があるんじゃね?と思ってるに違いない。
あいつは私より頭は良いけど、違う意味で馬鹿だから。
で、
内祝いが届いた。
カタログギフト。
・・・
・・・
っていうか何かおかしい。
っていうか私の腹は痛くない。
だけど・・・
オカンに対して胸が痛い。
何だコレ。
とっても嫌な気分。
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