月曜からおとんが入院。
もう何度もしているので騒ぐほどの事もない。
今回は、またまた出来た食道静脈瘤5個の手術・・・
でもこれ、実は手術にはならないらしく、保険とかでは手術の適応じゃないんだ。
じゃぁ何ていうの?っていうと「処置」なんだって。
まぁ確かに切るわけではなく、出来てるモノを糸か何かで縛って取るというものらしい。
毎回おとんはブルー。
私にとって入院生活というのは3食昼寝つき(←普段もそうですが・・・)
おまけにご飯は美味しいし、部屋は暖かいし、禁煙も苦痛じゃない。
確かに入院してた時、普通食を食べたのはたった数日で、
あとは流動食のようなおもゆやおかゆ、ミキサー食を食べてたのがほとんどでしたが・・・
それでも食べれただけマシ。ご飯は時間になったら目の前に出してもらえ
おまけに食べた後の食器は洗わなくていい(笑)
手術の翌日から動き回れるほど元気だったせいもある。
ベッドは自動で上げ下げ出来るし・・・シーツは変えてもらえるし、
風呂は普段と変わらず毎日入れるし、痛いと言えば薬をもらえ、
毎夜毎夜氷枕も作ってもらってました。
私にとって、これが天国じゃなくどこだと言うのか?・・・ってな感じ。
でもおとんにとっては、胃カメラ飲まされ、絶食期間が数日続き、
さらに処置の後何かを食べたら胃も腸もひっくり返るほど痛いらしいです。
だから嫌だ!といつも言います。おまけに病棟が暗い雰囲気らしい。
う~ん仕方ないねぇ。(←薄情な娘ですか?)
吐血するよりはマシだろ?と慰めにもならない言葉を浴びせつつ・・・
医者から「とりあえず5年」という余命の告知から、もう1年が経ちました。
おとんは相変わらず「あと3年」とか「もう2年しかない」とかすっとぼけた事を言って
周りを混乱させますが、「まだ1年しか経ってませんよ」と言う娘の厳しい言葉に
「ほんまか?そうやったか?」と、苦笑いしつつ、
入院する周期がだんだん短くなってる事をとても気にしているようです。
周りは極めて普通を装う事しか出来ません。
大丈夫!と、おとんにも自分達にも言い聞かせることしか出来ません。
あとは祈るだけです。
今年は新しい家族も増えるし、その成長もまた楽しみに、「もっと生きたい」と
思ってくれる事を何より望む今日この頃の私です。
PR