私、去年のちょうど今頃この家に越してきました。
前の部屋は2LDKのマンションでしたが、今の家はリビングと呼べるものもない
築年数は私と同じ年くらいの、すきま風がビュービューの
ボロ家城です。
引越しを決めたとき、要るもの、要らないものを分けたら一部屋がゴミで埋まった程。
悩みました。
業者を呼ぶか?粗大ゴミに出すか?・・・どちらもお金が要るじゃないか・・・
ならば?
また悪知恵を働かす私。
それまでにもマンションの下には、ソファーとかテーブルとか平然と捨ててる輩がいた。
でも、その家具たちは、翌日には見事に姿を消す。
ゴミシールも貼られていないし。
って事は?
誰かが欲しいとか思って持って行くのか???
じゃぁ私のゴミ・・・
いえいえ・・・この使わなくなった家具たちもリサイクルされるべきじゃないか?
・・・って訳で引越し当日・・・
友達にこの部屋のものは最後に・・・と言って、要るものを先に運び出す。
そろそろ日も落ちてきたし、運び出しも終わりかけ・・・
さて、出しましょう
洋服タンス、テレビ(壊れてる)、ガラステーブル、パイプハンガー、カラーBOXなど
積まれていくすごい量の
ゴミ・・・リサイクル品。
挙句の果てには、玄関の花壇に肥料だ!と・・・
植木の土までぶちまけて小さな山まで作りあげ・・・引越し終了!
・・・翌日・・・
部屋の片付けを元彼とやってると1本の電話。
「はいは~い」(←やたら元気に出てしまった)
「あのぉ・・・管理会社の○○ですが・・・」
「はい?」
「あのぉ・・・あの玄関のゴミ・・・困ります」
「はい?」(←とぼけてみる事にした)
「業者とか頼まれてるんでしょうか?」
「何の話ですか?」
「いや、だから・・・あの玄関のゴミ?ですよね?」
「え?ゴミ?私の?・・・」
「え????○○さん(私の名前)のゴミではないんですか?」
「はぁ?・・・ゴミ?・・・どんなゴミですか?」(←ゴミじゃないもん・・・)
「え???え~っと・・・タンスとかテレビとか大きなものですが・・・」
「へ?私そんなもの出してませんよ・・・」(←嘘つき)
「えっ????そうなんですか?」
「そうなんですよ・・・」
「・・・・」
ひらめいた!
「ひょっとして・・・私の引越しに便乗して誰かが出したんじゃ?」
「えっ?」
「怖いですねぇ~世の中には色んな人がいますから。テレビ捨ててる人とか、居ましたから~」
「はぁ・・・。そうですねぇ・・・」
「じゃあ、引渡しは○日でしたよね、よろしくお願いしまぁす」
「あ・・・わかりました。では・・・」
ガチャ!
元彼が一言・・・
「お前恐ろしいわ・・・とっさにそこまで言うか・・・いつもながら尊敬するわ!」
ええ、私も驚きました・・・自分の口に。
良いんです。高い管理費を4年近く払い続けたんですから・・・
ダミーのカメラでごまかし続けられ・・・郵便物は盗まれ、バイクは何度壊されたと?
この位はして頂かないと・・・。
それに、本当に誰かが必要としてるかもしれないじゃないか。
私の友達は河川敷にトラック1杯のゴミを捨てたらしい。そんな事やっちゃいけません!
環境破壊です。(←自分の事は棚上げ)
集合住宅でこその荒業でした。
決してマネをしないで下さいね。
その数日後、マンションの前を通る親から「まだあったぞ~
」と報告がありました。
しばらくは放置されてたみたいです。
ほら、やっぱり誰かが持っていくんじゃないかと管理会社も思ってるんじゃないの?
PR