私の愛車・・・スペイシー125・・・通称『スペちゃん』
ああ・・・バイクに名前をつける時点でおばはんチック。ちっくって言ってるのが
おばはんちっく。
さて、そんなスペちゃん・・・
なんだか最近ご機嫌な斜め～
っつうか
今時
スクーターなのに
水冷って
どうよ？
って話なんですが
私のスペイシーちゃんは、私と同様お古いので・・・水冷・・・なんですの。
んで
水冷って
水を入れたらいいんでしょ？っとばかりに
水道水をジャバジャバ入れてた私。
何か間違ってる？
だって誰かに聞いても、水冷式のスクーターなんて知らね～と
言われるんですものね。
ああ可哀想なスペちゃま。
でもですね
機嫌が悪い＝怖いんですの・・・
音が怒り出すのよ～
・・・
なんか
最近
乗ってると
オーバーヒートしそうな勢いで
温度計があがっちゃうので
これはそろそろ危険だな・・・っと病院へ行く前にバイク屋病院さんへ持っていってみました。
そのまま病院へ行くとさらに危険そうだったもんで・・・。
そしたら・・・
なんと
クーラントって2箇所あるんだってさ～
もちろん知らないですよ・・・私、このバイク屋で教えてもらったこと
多すぎるんです・・・いつも・・・毎回・・・「へぇ～～～～」っと感心して
帰宅するのがオチ。
んで、2箇所目の場所・・・
そんな前のカウルはずした事もなかとです。誇りまみれです。
・・・あら、あら、そんな簡単にはずせるの？
みたいなノリで眺めてました。
「あ・・・やっぱり空ですね！！」
「あら、そうね」
んで水道水でもいいんですけど・・・さびる事もあるのでできればちゃんと
クーラント用の冷却水を入れたほうが・・・と遠慮気味に
そして汗だくで答えてくれた優しいお兄さん。
働く男って、素敵
などと思いつつ・・・
「その液体はいくら？」っと聞くと・・・電卓をたたいたお兄ちゃん
「1リットル630円位です」
「ほぉ・・・それは何リットル入るの？」(財布の中身を想像しながら・・・)
「1リットル入るかどうか・・・です」
「ふぅん・・・じゃあ、入れといて下さい♪」
「あ、はい」
・・・と入れ始めたんですが・・・いきなりドバドバ～っとこぼしまくり・・・
"しっかりしてよ～お兄ちゃ～ん"・・・心でつぶやきました。
それからが・・・大変。
病院の予約時間も過ぎてしまった・・・あれれれれ
「すいません、入れた後、空気が抜けるのに時間がかかるんですよね～」
"あぁ・・・そうでしたか・・・もう少し早く言ってくれたら・・・後で戻ってきたのに"
・・・と思いつつ、軽くイライラしながら待ってました。
ああお兄ちゃん、私そろそろ行かなくちゃ・・・
お願い・・・早くして・・・って空気を振りまくも・・・届かない。
タイヤの空気圧のチェックや、こぼして汚したからと、洗ってまで頂き
今後の手入れの仕方まで丁寧に・・・
いや、もう、本当にどうもありがとう！！助かりました・・・
(至急)お会計を・・・お願いします・・・
「
あのぉ・・・」・・・あら？何？なんか？嫌な予感？・・・
「はい？」
「クーラント結局500mlくらいしか入らなくて、315円なんですが・・・」
"あら・・・助かった♪"っと思ったら続きが・・・
「申し訳ないのですが・・・・1000円だけ工賃頂いてもよろしいですか？」
ものすごい謙虚に・・・おっしゃってくれちゃって・・・
「・・・・ん～・・・ニヤ」
「・・・・ええっと・・・すいません」
「ふふふ・・・いいよ・・・ちゃんとやってくれたから～」っと
気前よく1315円お支払いした私。
でもほんの少し値切ってやろうか・・・という悪魔もささやいたんだけど・・・
だけど、暑い中、汗をかきながら・・・行った時ほかの仕事してたのに
その手を止めて、嫌な顔ひとつせず私のボロバイクを見てくれた
そのお兄ちゃんの仕事への姿勢を買おう！と思いました。
これで私のスペちゃんの機嫌が直れば、私はそれでいいの♪
んで
「ありがとうね」と言って走り出し・・・スペちゃんの調子が良いのを実感し
「良かったね
」と声をかけ(大きな独り言)
ビュンビュンと快調に飛ばし予約時間とうに過ぎて病院へ到着
それでも病院より・・・
なんだか本当に、機嫌が悪かったのが嘘みたいにご機嫌なスペちゃん♪
私はそれだけで気分がいい。
「ありがとね！若者よ！」と心でつぶやいた・・・
その日のおばばの独り言なのであった。
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ただのぐだぐだ(135)
というわけで・・・
無題
latte☆latte